イスラム国とニッポン国(書影)

イスラム国とニッポン国(書影)

書名:イスラム国とニッポン国
副題:国家とは何か
著者:三宅善信
判型:四六判 / 並製本 / 256ページ
定価:1,400円+税
ISBN 978-4-904213-83-4 C0036

ニッポン国はどうなってしまうのか──。「イスラム国」という現象を先入観なく考察を行うことで、日本人が深く考えてこなかった「国家とは何か?」という問題と向き合う。憲法改正や移民の受け入れなど、国民世論を二分する課題に対して、個々人の主義主張の違いを超えてまともに議論するための最低限必要なプラットフォームとなる一書。

■ 本書推薦人
明石 康(元国連事務次長)
加瀬 英明(外交評論家)
河井 克行(衆議院議員)
柳本 卓治(新憲法制定議員同盟事務局長)

■ 目次より
「イスラム国」は「国家」であるか?
「イスラムの家」とは何か?
何故、預言者の風刺画を描いただけで殺されねばならないのか?
氾濫する「国」という言葉の誤用
聖徳太子にとっての「クニ」
「日本の範囲」を決めた桓武天皇
三百五十年間「死刑」が一度もなかったクニ
「治天」― 誰がクニを統べるのか?
武士は辺境の東国ではなく、都で成立した
国家とは「統治しようという意志」である
『大蒙古國皇帝奉書』と幻の返書
イスラム帝国は滅び、日本は生き残った
「國」と「国」と「囻」:『立正安国論』にみる三種類の「クニ」
室町幕府の金融政策とダイナミズム
江戸幕府の「鎖国」と「開国」
近代国民国家が「民族」という共同幻想を創り出した
「国民」+「国体」=近代国民国家の正式名称
大日本帝国の統合原理としての「国家神道」
「ペルシャ民族」と「イスラム革命」
「汎アラブ主義」か「イスラム主義」か
「アラブの春」とは何だったのか?
サウジアラビアに内在する危機
ニッポン国はどうなってしまうのか?

■ 著者
三宅 善信(MIYAKE Yoshinobu)
1958年大阪市生まれ。神道国際学会理事長、現代社会と宗教研究会代表、株式会社レルネット代表取締役、日本国際連合協会関西本部副本部長、金光教春日丘教会長。同志社大学大学院神学研究科博士前期課程修了神学修士(組織神学専攻)。1984年~85年、ハーバード大学世界宗教研究所で研究員を務める。主な著書は『文字化けした歴史を読み解く』(2006年、文園社)、『風邪見鶏:人類はいかに伝染病と向き合ってきたか』(2019年、集広舎)『現代の死と葬りを考える』(2014年、共著、ミネルヴァ書房)、『海と神道、譲位儀礼と大嘗祭、神々は海から来た』(2019年、編著、集広舎)など。