小社刊行書籍のご案内
「〇八憲章」で学ぶ教養中国語

「〇八憲章」で学ぶ教養中国語

平成元年(1989)の天安門事件から三十年、令和元年(2019)生まれの中国語学習書が誕生。劉暁波(2018年ノーベル平和賞受賞者)らが発表した「〇八憲章」全文を基に、丁寧な文法解説と練習問題、多数のミニ解説やコラム、憲章全訳を掲載。中国の人々が歴史を通して追求してきた人権・自由・平等という中国社会の理想像について学びながら、同時に長文読解や作文力を身につける対訳形式の中国語教材… [全文を読む]
夏目漱石の見た中国──『満韓ところどころ』を読む

夏目漱石の見た中国──『満韓ところどころ』を読む

満韓旅行から110年──。漱石の民族差別意識(レイシズム)の有無をめぐって議論百出の紀行文『満韓ところどころ』を、10人の気鋭の漱石研究者がその足跡をたどりながら今日(こんにち)的読み直しの意義を問う… [全文を読む]
姫路城まるごとガイドブック

姫路城まるごとガイドブック

姫路城に足繁く通い、現場を知り尽くした郷土史家・兼・プロ観光ガイドによる一冊。豊富な写真と優しい語り口で初心者にもわかりやすいガイドブックでありながら、今まで信じられてきた「縦長の狭間は弓用、丸い狭間は鉄砲用」という城郭研究の常識に正面から異論を投げかける問題書… [全文を読む]
天空の聖域ラルンガル──東チベット宗教都市への旅

天空の聖域ラルンガル──東チベット宗教都市への旅

谷を埋め尽くす僧坊群。世界のバックパッカーを始め、 漢人をも魅了し始めた天空の宗教都市の全貌に迫る──。1980年、東チベットの4000mの谷あいの地に開設された小さな仏教学院が、天安門事件、大規模な僧坊破壊、ラサ騒乱など幾多の激動を乗り越え、いつしか1万人以上の学僧と広大な僧坊群を擁する宗教都市となった。政府との軋轢を巧みに交わしながら、漢人(漢族)にも影響を与え始めた“天空の聖地”の歴史と魅力を… [全文を読む]
牡丹社事件 マブイの行方──日本と台湾、それぞれの和解

牡丹社事件 マブイの行方──日本と台湾、それぞれの和解

日台の近代史は、この事件から始まった! 現代の視点から、初めて「牡丹社事件」をとらえた本書には、百数十年の時空を超えて、異郷で命を落とした犠牲者のマブイ(霊魂・琉球語)と向き合った遺族たちが登場。罪と罰、和解と葛藤。加害と被害の末裔が日台で繰り広げたドラマを、台湾を知り尽くした著者が描く… [全文を読む]
米騒動・大戦後デモクラシー百周年論集Ⅰ

米騒動・大戦後デモクラシー百周年論集Ⅰ

米騒動の始まりは、炭鉱・造船・製鉄所が集中し、朝鮮・中国・東南アジアの米・資源を奪って来てシベリア出兵への乗船地でもあった北九州~広島湾沿岸であり、富山県ではなかったことが明らかになっている。最激化地で寺内内閣倒壊のとどめをさし、最初の政党内閣への道を開いた地でもある。それ故、百周年全国研究会は北九州から始めたが、本書第Ⅰ・Ⅱ巻もそれらの地域を中心とする… [全文を読む]
解きながら学ぶ日本と世界の宗教文化

解きながら学ぶ日本と世界の宗教文化

グローバル化が進んでいく現代では、宗教や宗教文化は今までになくボーダレスに広まり、その基礎的知識を得ていくことは、さまざまな職業そして日常生活にとって大事になってきています。宗教に関わる問題はいろいろな解釈があり、学問的にも確定できないことが数多くあります。さらにインターネットのサイトに投稿する人が増えた結果、ネット上には根拠のない説も数多くみられます… [全文を読む]
風邪見鶏(かざみどり)

風邪見鶏(かざみどり)

【本書〔はじめに〕から】ここ十数年の間でも、日本では若者を中心にはしか(麻疹)や風疹が流行した。高齢者の間では結核まで再流行しつつある。これだけ衛生環境が無菌化した日本社会においてなお、伝染病は「過去の病気」あるいは、衛生状態の悪い「途上国の病気」とは言えないことをあらためて意識させられた。「温暖化」という地球規模での気候変動はまた、本来日本では流行しえないはずのマラリアやデング熱などの思わぬ伝染病の蔓延をもたらすかもしれない… [全文を読む]
井上雅二と秀の青春(一八九四 - 一九〇三)

井上雅二と秀の青春(一八九四 – 一九〇三)

日清戦争後、日本は国際社会に踊り出ながら孤立を深め、国内では未だに女性の教育機会が男性に比べて著しく制限されていた時代、若き夫婦が将来を見据えて、懸命に進むべき路を模索していた。一人は荒尾精に師事し、東京専門学校(現在の早稲田大学)に学び、アジアの連帯を求めた井上雅二、もう一人は成瀬仁蔵に傾倒し、日本女子大学の一期生となり、女子教育の発展に尽くした井上秀である。二人はこれ以降、アジアだけで… [全文を読む]
ラウンド・アバウト──フィールドワークという交差点

ラウンド・アバウト──フィールドワークという交差点

フィールドワークとは、“よそもの”として他者/異文化と出会って関わりつづけ、複数の“世界の中心”を行き来しつつ、その都度自分が更新されるような経験である─。若手フィールドワーカー16人によるチャレンジングな記録集… [全文を読む]
日中両国の学徒と兵士

日中両国の学徒と兵士

本書は、昭和の日中戦争の時代、治安維持法による弾圧の時代、悪戦苦闘した個々の日本人の歴史を発掘し、また当時日本に留学生として来た中国人青年男女の過酷な運命を個別具体的に発掘、発見して詳しく記録に残そうとしたものである。そして彼ら彼女らの悲劇的運命や勇気を通じて、日中関係の未来、人類の未来、世界の未来への展望の糧にしたいと試みたものです。(本文より抜粋)… [全文を読む]
米中「新冷戦」、中国の脅威に真剣に備えよ。

米中「新冷戦」、中国の脅威に真剣に備えよ。

中国の脅威は、潜在性を含めて、深刻である。中国の覇権主義、拡大路線にはどの国も強い危機意識を持たなければならない。中国の世界戦略、すなわち習近平氏の一党独裁、世界制覇の野望は、南シナ海の事実上の軍事化、「一帯一路」、「アジア開発投資銀行(AIIB)」、BRICSや上海協力機構へのコミット、アフリカ、アジアなど途上国の港湾、道路の建設等、政治、軍事、経済、社会のあらゆる分野に及び、すでに世界秩序を… [全文を読む]
中国と日本 二つの祖国を生きて

中国と日本 二つの祖国を生きて

新中国建国後の1953年、中国人軍医の父と日本人教師の母の間に生まれた著者は、「大躍進」運動や「文化大革命」の下で、飢餓、暴行、監禁、強制労働などの〈生き地獄〉を体験する。日本への「帰国」後もつづく生活の困難、婚約者の死、国籍取得の壁、襲いかかる病魔……。長く過酷な運命に翻弄された生涯を克明に書き綴った稀有な記録… [全文を読む]
中国少数民族地域の資源開発と社会変動

中国少数民族地域の資源開発と社会変動

開発による環境悪化は、人類の生存を脅かすほどに自然環境を破綻させている。連年の干ばつ、特大洪水などの自然災害も、人間による開発活動と無関係ではない。そのうえ、こうした大規模な災害は多くの人命を奪っていく。現在のところ、中国の少数民族地域における環境悪化は、そうした大規模な悲劇を産んではいないかもしれない。しかし、私たちの身辺にまで押し寄せている、という自覚が必要であろう… [全文を読む]
博多の恩人・聖一国師と博多祇園山笠

博多の恩人・聖一国師と博多祇園山笠

「日本三大祇園祭」の一つ、800年連綿とつづく福岡の伝統の祭り・博多祇園山笠の成り立ちと歴史、今に受け継がれるしきたりを漫画で分かりやすく伝える。それは鎌倉時代、若き日の聖一国師が宋へ修行に赴くために博多の地を訪れたことから始まった──。 [全文を読む]