書名:博愛の世界観
副題:主体哲学の弁証法的展開
著者:朴 庸坤
判型:A5判並製/267ページ
発行:集広舎
価格:3,182円+税
ISBN:978-4-904213-89-6 C0010
主体思想、主体哲学とは何か。
韓国に亡命した黄長燁たちとともに、その理論構築に大きく関わった在日研究者による思想研究の集大成。
目次
第一部 主体的世界観の哲学的基礎
第一章 哲学の使命と哲学の根本問題
第二章 主体的唯物論と主体的弁証法
第三章 人間の本質的特性
第四章 世界における人間の地位と役割
第二部 主体的社会歴史観
第一章 社会の本質
第二章 社会的運動の主体と本質的特徴
第三章 理想社会への展望
第三部 主体的世界観の人生観
第一章 主体的人生観の創始
第二章 人間の生命の本質(生命観)
第三章 人間の生活とその本質(生活観)
著者略歴
朴庸坤(パク・ヨングン)
1927年 韓国全羅南道和順郡に生まれる。
1955年 愛知大学修士課程を修了、研究員。
1960年 朝鮮大学校教員、学部長、副学長。
1981年 社会科学研究所創設、所長。在日朝鮮社会科学者協会会長。主体思想国際研究所理事。
1998~2004年 総合研究開発機構、客員研究員。
主な著書に、『チュチェ思想の世界観』(未来社刊、1981年)『主体思想の理論的基礎』(未来社刊、1988年)『主体的世界観』(未来社刊、1990年)『博愛(사랑) の世界観』(韓国시대정신、2012年)、『ある在日朝鮮社会学者の散策』(現代企画室、2017年)などがある。