アメリカ海軍とフランス海軍は今年4、5月の2カ月間にわたり、米ヴァージニア州沖で合同演習「チェサピーク・ミッション2018」を実施した。フランス唯一の空母シャルル・ド・ゴールの艦載機や乗組員が米原子力空母ジョージ・ブッシュに乗り込み、米軍の実弾を使用したり、フランス軍パイロットが米軍の早期警戒管制機を操縦し、米軍スタッフとともに飛行する演習まで行った。両海軍は2008年にも小規模の合同演習を行ったが、今回フランス側はラファール戦闘機12機とE-2C早期警戒管制機1機、パイロット27人、水兵350人と圧倒的規模の人員・装備を送り込み、両軍の統合的な実戦訓練を行うという画期的な試みとなった。
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コラムニスト
