書名:海と空の軍略100年史
副題:ライト兄弟から最新極東情勢まで
著者:竜口英幸
定価:本体2300円+税
ISBN978–4–904213-56-8
四六判並製352頁
20世紀以降の戦争史がこの1冊でわかります。最新兵器から中国問題も解説! タイムリーな戦争・外交史入門。航空機の誕生から大艦巨砲主義の時代を経て空母・原潜・ステルス機・レールガンに至る兵器の変遷から大戦時の政策過程や最新の東アジア情勢まで、激動の近現代史を振り返り、危機と対立が続く21世紀における日本の進むべき針路を問う格好のバイブル。
著者略歴
竜口英幸(たつぐち・ひでゆき)ジャーナリスト。米中外交史研究家。西日本新聞TNC文化サークル講師。1951年福岡県生まれ。鹿児島大学法文学部卒。西日本新聞社に入社し編集局勤務。その後、人事部次長、国際部次長、台北特派員、事業局次長などを務めた。歴史や文化に技術史の視点からアプローチ。「ジャーナリストは通訳」をモットーに「技術史と国際標準」、「ダーウィンの進化論の意義」、「七年戦争がもたらした軍事的革新」、「日蘭台交流400年の歴史に学ぶ」、「中国人民解放軍の実力を探る」などの演題で講演・執筆活動を続けている。
目次
第1章 航空機の誕生
第2章 太平洋の覇権とアメリカ
第3章 日米の総力戦と大艦巨砲主義の終焉
第4章 戦争終結への隘路
第5章 空の帝国への道程
第6章 東西冷戦と極東情勢
第7章 二つの中国のはざまで
第8章 原子力空母の時代
第9章 ステルス戦闘機の登場とネットワーク戦略
第10章 アジアの海と日本のシーレーン
選報日本
西日本新聞の元記者が「近代軍事史」の本を書いた理由とは
中国軍の海洋進出や北朝鮮の核ミサイル開発を巡り、東アジア情勢は緊迫化している。そんな中、ジャーナリストで米中外交史研究家の竜口英幸氏が『海と空の軍略100年史—ライト兄弟から最新極東情勢まで』と題した書籍を刊行した。