書名:伊藤半次の絵手紙
副題:戦地から愛のメッセージ
編著者:伊藤博文
発行:集広舎(2021年08月15日)
判型:ムック(B5判)/並製/272ページ
価格:2,000円+税
ISBN:978-4-86735-015-7 C0095
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紹介
テレビ、新聞などでの紹介多数!
yahoo!ニュースアクセス総合ランキング1位 2020/7/29・朝日紙「天声人語」2017/6/23・NHK全国放送「おはよう日本」2014/6/9・FBS福岡放送「目撃者f」2021/8/1 … 新聞44回、テレビ・ラジオに43回取り上げられた話題の絵手紙・待望の発刊!!
博多の提灯職人だった伊藤半次という一人の兵士が、戦地・満州から家族に送った、およそ400通の色鮮やかな絵手紙。32歳の若さで沖縄戦で散った祖父の足跡を孫がたどる。そこには、これまで語られることのなかった第32軍・直轄砲兵部隊の首里攻防戦の真実があった。
全ての絵手紙をフルカラーで収録するとともに、絵手紙全文の文字起こしをする。さらに、生き残り兵たちの証言「野戦重砲兵第23連隊抄史」や、元白梅学徒隊 武村豊さん、戦争の語り部 上原美智子さんの戦時中の記憶などを収録。戦中から戦後にかけての歴史に新たな一頁を記す。
目次
第1章 入隊 福岡県小倉時代
・小倉から届いた半次の手紙
第2章 ついに戦地・満洲国東安省「斐徳」へ出征
・当時の戦況
第3章 牡丹江省「梨樹鎮」へ移動
・ソ連国境警備のために誕生した新設部隊
第4章 牡丹江省「八面通」へ移駐
・八面通での部隊の動向
第5章 激戦地「沖縄」へ転戦
・沖縄から届いた3通の手紙、野戦重砲兵第23連隊抄史
第6章 戦時中の記憶(武村豊、上原美智子など)
第7章 祖父の足跡をたどる
編著者プロフィール
伊藤博文(イトウ ヒロフミ)
1969年生まれ。福岡県福岡市出身。祖父の伊藤半次が太平洋戦争中に家族へ送り続けた愛情あふれる絵手紙を「戦地から愛のメッセージ:文芸社」として出版。戦地から送り続けた色鮮やかな絵手紙を一般に公開したり、平和学習や講演を通じて、家族の大切さ、戦争の空しさ、平和の尊さ等を伝える活動を行っている。新聞、テレビなど多くのメディアでも特集を組まれるなど出演経験も多数。戦争体験者が減っている中、祖父の足跡をたどるため何度も沖縄を訪れ「元白梅学徒隊の方」「沖縄県平和祈念資料館の語り部」などとも親交がある。
関連リンク
西日本新聞(2021/08/14)朝刊福岡都市圏版[有料会員限定記事]
「家族と暮らしたい」戦地から送り続けた絵手紙 祖父の足跡たどり本に