中国人留学生のための法学・政治学論文の書き方
発行日/2015年03月18日
著/九州大学大学院法学研究院
発行/中国書店
A5判/並製/256頁
定価/2,500円+税
日中両国語による画期的な「論文の書き方」入門
中国人留学生に焦点を合わせて日中両国語で書かれた、他に類例を見ない「論文の書き方」入門。留学生の目線に立った実践的な内容を豊富に含み、留学生教育において質の保証を求められる教員側でも活用可能な好著。論文作成時における様々な参考資料を紹介した充実の実践コラム付き。
目次
はじめに 今なぜ「論文の書き方講座」か?
第1章 大学院生にあるべき生活習慣と勉強法 実践編
実践コラムⅠ 自分で作る「研究入門」
第2章 テーマの設定―学術論文とは何か
第3章 先行研究の収集・分析・批判
第4章 資料の収集・分析・批判
実践コラムⅡ (超・入門編) 日本法の調べ方
実践コラムⅢ (あるいは日本人のための?) 中国法の調べ方
第5章 論文の構成と各章の位置づけ
第6章 剽窃をしないために・オリジナリティーの発見のために
おわりに
執筆者略歴
◎杜崎群傑(もりさき・ぐんけつ)1981年生まれ、中央大学経済学部助教。〔主要業績〕「中国人民政治協商会議 共同綱領の再検討──周恩来起草の草稿との比較を中心に(『現代中国』第84号、2010年9月)、『中国への多角的アプローチ』(共著、中央大学出版部、2012年)など。
◎西英昭(にし・ひであき)1974年生まれ、九州大学法学部准教授。〔主要業績〕『臺灣私法』の成立過程』(単著、九州大学出版会、2009年)、『近代中国研究入門』(共著、東京大学出版会、2012年)、『中国近世の規範と秩序』(共著、研文出版、2014年)など。