集広舎の本

ウイグル人

ウイグル人ウイグル人

書名:ウイグル人
著者:トルグン・アルマス
訳者:東 綾子
特別寄稿:ドルクン・エイサ(世界ウイグル会議 総裁)
     楊 海英(静岡大学 教授)
解説:三浦 小太郎(評論家)
定価:5,000円(本体 4,545円+税)
判型:A5判/上製本/480ページ
ISBN978-4-904213-84-1 C0022

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アジアを駆けた誇り高き男たち、女たちのドラマ
歴史の失われた半分を現代に語り継ぐ一条の光明

ひとりのウイグル人が自らの言語で著し
命を賭して世に送り出した伝説の歴史書が
ついに日本語版で登場

目次

特別寄稿──『ウイグル人』日本語出版に寄せて
『ウイグル人』再販に寄せて
出版者より

本編
 ◆ 第一部 ウイグル・カガン国
  第1章
  第2章
  第3章 ウイグル人がウイグル・カガン国を建てる前の状況
  第4章 ウイグル・カガン国の成立
  第5章 ウイグル・カガン国と唐
  第6章 ウイグル・カガン国とチベット国
  第7章 東部ウイグル人の移住
  第8章 ウイグル・カガン国の経済と文化

 ◆ 第二部 カラハン朝
  第9章 カラハン朝が建国される前の中央アジア
  第10章 カラハン朝の成立
  第11章 サーマーン朝とカラハン朝
  第12章 ガズナ朝とカラハン朝
  第13章 セルジューク朝
  第14章 キタンとカラハン朝
  第15章 カラハン朝の統治形態
  第16章 カラハン朝の文化

 ◆ 第三部 天山ウイグル国
  第17章 天山ウイグル国の誕生
  第18章 カラハン朝と天山ウイグル国
  第19章 天山ウイグル国と北宋の関係
  第20章 天山ウイグル国の西キタンへの服従
  第21章 モンゴルと天山ウイグル国
  第22章 天山ウイグル国の消滅
  第23章 ウイグル人がモンゴル帝国で果たした役割
  第24章 天山ウイグル国時代の経済
  第25章 天山ウイグル国の文化

 ◆ 第四部 甘州ウイグル国
  第26章 甘州ウイグル国の成立
  第27章 甘州ウイグル国の強大化
  第28章 甘州ウイグル国とタングートの戦い
  第29章 甘州ウイグル国の交易

付録 ── 参考地図
特別寄稿 ── 「民族自決」を目指す歴史書
解説 ── 「開かれた歴史、閉じられた歴史』
訳者あとがき
索引

訳者略歴

東 綾子(あずま・あやこ)
翻訳家。一九四七年生まれ。大学でトルコ語を学ぶ。卒業後、インド亜大陸やヨーロッパ諸国を旅し、トルコでウイグル人と知り合い、ウイグル語を学び始める。一九九四年~九六年、新疆大学に留学。以後、ウイグル文化、ウイグル文学の研究を続けている。
主な訳書にアブドゥレヒム・オトキュル著『英雄たちの涙 目覚めよウイグル』まどか出版、二〇〇九年)がある。

楊 海英(Yang Haiying)
静岡大学人文社会科学部教授。一九六四年、内モンゴル自治区オルドス生まれ。一九八九年に来日。
著書に『墓標なき草原 ―― 内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録』(上、下、岩波書店、二〇〇九年)、『植民地としてのモンゴル ―― 中国の官制ナショナリズムと革命思想』(勉誠出版、二〇一三年)など。

三浦 小太郎(みうら・こたろう)
評論家。一九六〇年東京生まれ。
著書に『評伝 渡辺京二』(言視社、二〇一六年)『なぜ秀吉はバテレンを追放したのか ―― 世界遺産「潜伏キリシタン」の真実』(ハート出版、二〇一九年)など。

コメント

  • 人類に対して一つの犯罪がなされようとしているこの時に、歴史書『ウイグル人』が日本語に訳され出版されることは、たいへん重要な意味を持つできごとです。(本書 特別寄稿「『ウイグル人』の日本語版出版に寄せて」より/ドルクン・エイサ(世界ウイグル会議 総裁)
  • 「歴史はすべて現代史である」と、ある哲人は指摘する。ならば、トルグン・アルマスが語っているのもまさにウイグル人にとっての現代史である。(本書 特別寄稿「『民族自決』を目指す歴史書──『ウイグル人』の刊行に寄せて」より/楊海英(静岡大学教授)
  • 本書は、今外国の地で比較的自由を得ているウイグル知識人たちによって、ぜひ書き継がれねばならない本だ。(本書 解説「開かれた歴史 閉じられた歴史」より/三浦小太郎(評論家)

新聞書評

産経新聞〔書評〕2020/01/19
日経新聞〔読書〕2020/03/21

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