集広舎の本

ボトム・オブ・ジャパン──日本のどん底

ボトム・オブ・ジャパン──日本のどん底

書名:ボトム・オブ・ジャパン
副題:日本のどん底
著者:鈴木傾城
発行:集広舎
判型:四六判/並製/248ページ
価格:本体1400円+税
発行日:2020年7月31日
ISBN 978-4-904213-93-3 C0036

⇩お好みのオンラインストアからお買い求めできます
版元ドットコムで購入

紹介

コロナショックで世界は地獄と化した。
「普通の生活」は簡単に崩れ去る。
落ちないはずだったところに落ちていく。

この恐怖、覗く勇気ありますか?

あなたも他人事ではない。

①ネットカフェで暮らすデリヘル嬢
②漫画喫茶で子供を産み捨てる女
③ぎりぎりホームレスではないが…
④シングルマザー風俗嬢
⑤シェアハウスで友達を殺害してバラバラに
⑥社会接点がなくなった「ひきこもり」たち
⑦ホームレスを「メシの種」にする人々

…すべて、実例です。

目次

第一章 ネットカフェ
 彼らはどこから来たのか?
 ネットカフェで暮らしていたデリヘル嬢
 社会的には「存在しないも同然」の人間

第二章 子供を産み捨てる世界
 数日こうした空間で寝泊まりしてもキツい
 漫画喫茶で子供を産み捨てる
 子供産み捨てが社会のどん底で起きている

第三章 ワーキングプアと家賃
 社会の底辺で増えていく家賃滞納
 ホームレスではないが限りなく近いギリギリ
 誰でもできる仕事が危険なワケ

第四章 シングルマザーという地獄
 女性を落とすブラックホール
 セックス産業で稼ぐ女たちの金銭事情
 シングルマザー風俗嬢
 シングルマザーが落ちた地獄

第五章 シェアハウスという闇
 シェアハウスという共同生活の世界
 脱法シェアハウスの部屋の狭さ
 シェアハウスで友達を殺害してバラバラにした女性

第六章 親が死んでも何もできない
 ひきこもりという「無職透明」の人たち
 社会接点がなくなった「ひきこもり」の姿
 「勝手に親の都合で産んだ」という正当化

第七章 貧困ビジネス
 ホームレスという見えない存在
 ホームレスを「メシの種」に
 襲撃されるホームレス

第八章 コロナショック
 新型コロナウイルスという衝撃
 「無料低額宿泊所」という地獄
 まったく食べて行けなくなった風俗嬢
 蟻地獄のように迫ってくる「日本のどん底」

第九章 不安な時代に備える
 国や企業の支援は一時的かつ限定的
 防御を固めなければならない局面にある
 「できて当たり前の生活防衛」30のリスト

著者略歴

鈴木傾城(スズキ ケイセイ)

作家、アルファブロガー。1966年、東京生まれ。20歳の頃にタイに旅行に行き、そのまま社会からドロップアウトする。バブル期に株式投資で資金を蓄積し、セミリタイア。以後、本格的に東南アジアの貧困街に沈没する生活に入り、2000年よりサイト『ブラックアジア』を主宰し、カルト的な人気を得る。2009年より時事を扱うサイト『ダークネス』を立ち上げ、3年で1億PV超達成、アルファブロガーとなる。
著書『ブラックアジア』『絶対貧困の光景』『堕ちた女の棲む孤島』等々。
『鈴木傾城の「ダークネス」メルマガ編』は、「まぐまぐ大賞」2018年総合大賞5位、2019年MONEYVOICE賞1位。
2020年4月「(議員連盟)日本の未来を考える勉強会」(代表:安藤裕衆議院議員)で「1000万人の低所得者を放置したら日本の未来はない」と題し講演、動画公開中。

関連記事