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米騒動・大戦後デモクラシー百周年論集 Ⅲ

米騒動・大戦後デモクラシー百周年論集Ⅲ

シリーズ名:米騒動・大戦後デモクラシー百周年論集 Ⅲ
書名:世界の食糧騒擾と日本の米騒動研究 
著者:井本三夫
監訳:劉燕子
解説:小林一美
発行:集広舎/四六判/並製本/254頁
価格:本体2,500円+税
発売予定日:2021年12月25日
ISBN:978-4-86735-022-5 C0031
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同心円的なウォーラステインの世界システム論は単純に過ぎると、経路別近代化論が提起され、世界の食糧騒史のなかに日本の米騒動とその研究史が位置づけられる。石高制下の特権商人を襲う街頭騒擾から、維新=「上からの近代化」の移植産業革命が生み出した労働者の争議・消費者運動が主導する、近代米騒動に変容する。

目次

第1部 世界の食糧騒擾
 第1章 農業が始まって食糧危機・騒擾が発生する
 第2章 中世末・ルネッサンス期の食糧騒擾
 第3章 大航海時代に食糧騒擾も世界化
 第4章 西欧市民革命と食糧騒擾
 第5章 日本近世の米騒動
 第6章 食糧騒擾の西欧型終焉と、世界の経路別近代化
 第7章 極東版の「上からの近代化」と米騒動の変容
 第8章 日本の近代米騒動とモーラル・エコノミー論
第2部 日本米騒動の研究史
 第9章 各層の「米騒動」期における反応
 第10章 戦前の「米騒動」研究
 第11章 戦後一九五〇年代までの研究
 第12章 五〇周年期(一九六八年前後)からの研究
 第13章 六〇周年(一九七八年)代の研究
 第14章 七〇周年(一九八八年)期から二〇〇〇年代へ
 第15章 大戦末「米騒動」の原因・勃発構造の認識へ

著者略歴

井本三夫(いもと・みつお)
1930年生まれ。元・茨城大学理学部教授。
主要著作:『北前の記憶』(桂書房,1998年),『図説 米騒動と民主主義の発展』(共著,民衆社,2004年),『米騒動という大正デモクラシーの市民戦線─始まりは富山県でなかった』(現代思潮新社,2018年),『米騒動大戦後デモクラシー百周年論集』Ⅰ・Ⅱ(編集,集広舎,2019年)

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