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集広舎

風狂の吟遊詩人バウルの唄2010

集広舎コラム「バウルの便り」で連載中のかずみまきさん参加の「風狂の吟遊詩人バウルの唄2010」のツアーが全国で好評開催中です。
⦿http://baul2010.web.fc2.com/menu.html

在大阪インド総領事館の後援もいただきました。
雑誌「旅行人」の最新号は「美しきベンガルの大地へ」の特集号で、福岡アジア美術館・五十嵐理奈さんの「ベンガルの布 女性たちの手で受け継がれる刺繍布カンタ」「ダッカの今に生きる大衆美術・民俗芸術」などとともに「現代に響く吟遊詩人の歌 西ベンガルのバウルを訪ねる」という井生明さんの文とカラー写真が12ページも掲載されています。
⦿http://www.ryokojin.co.jp/0f/no162box/162yokoku.html

バウルを知る格好の資料です。
書店や図書館などで手にとってご覧になってみてください。

「風狂の吟遊詩人バウルの唄2010」のツアー出演者の映像は以下で視聴できます。
⦿かずみまき
http://www.youtube.com/watch?v=5PRFdKredT0
⦿サドン・ボイラギ
http://www.youtube.com/watch?v=JmkCpbWJU3g&feature=related
⦿ナラヤン・チャンドラ・オディカリ
(パールバティ・バウルとのテレビ出演/弦楽器ドゥータラ奏者)
http://www.youtube.com/watch?v=3YlDHTO6Kmc&feature=related

福岡公演の準備が徐々に整いつつあります。
開演前には、インドの現地で習得しハンドアート(二週間で消えるタトゥ)、メヘンディやチャイ(200円)などでおくつろぎいただく予定です。

福岡公演 会場・時間
唐人町プラザ甘棠館Show劇場

◎10月8日 金曜日
会場 17:30 
開演 19:00

◎10月9日 土曜日
会場 16:30
開演 18:00

◎10月10日 日曜日 
会場 14:30
開演 16:00

※演奏は2時間程度予定しています。

前売り2500円 当日3000円 こども無料

◎前売り販売先
メガチケットアートリエ(博多リバレイン地下2階)
092−281−0103

前売りは、振込みでも受け付けています。
お電話かメールにて、お名前、日付、人数をお知らせ下さい。
電話連絡先 
090-8350-4311 川端 
090-9650-9236  春
baul.to.tomoni@softbank.ne.jp

◎振込み先
口座番号 1688853 春日原(カスガバル)支店 普通預金
名前 ボイラッゴ サダナンダ(BAIRAGYA SADANANDA)

新刊案内:現代中国社会保障事典

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現代中国社会保障事典


著者/王文亮
発行/集広舎
発売/中国書店
A5判/丸背上製本/616頁
定価/6,930円(税込)

集広舎ブックストア
Amazon オンラインストア


中華人民共和国建国(1949年)から今日に至るまで、現代中国の社会的、政治的変動とともに日々変化してきた社会保障およびそれを取り巻く社会現状・社会政策の諸事象や諸問題を紹介、説明、検討した「世界初」の事典です。

⦿著者/王文亮
中国江西省広豊県農村部出身。中国の中山大学大学院哲学研究科修士課程を修了。 大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程を修了、博士(文学)。 長崎純心大学より論文博士号(学術・福祉)授与。中国社会科学院、九州看護福祉大学を経て、現在、金城学院大学現代文化学部コミュニティ福祉学科教授、大学院文学研究科社会学専攻教授、人文・社会科学研究所所長。中国社会福祉研究会世話人などを兼務。 2009年1月フランスの第22回国際テレビ映像祭(FIPA)のルポルタージュ部門で最高賞の金賞、6月モナコの第49回モンテカルロ・テレビ祭のドキュメンタリー部門で最優秀賞をそれぞれ受賞したNHKスペシャル『激流中国-病人大行列~13億人の医療』の制作アドヴァイザーを務めた。『中国農民はなぜ貧しいのか』(光文社)/『九億農民の福祉』(中国書店)/『格差で読み解く現代中国』(ミネルヴァ書房)/『現代中国の社会と福祉』(編著)(ミネルヴァ書房)/『社会政策で読み解く現代中国』(ミネルヴァ書房)/『格差大国 中国』(旬報社)など著書多数。

全国主要書店、Amazonおよび小社オンラインストアにて発売中。

バウルの唄2010 - 推薦のことば

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集広舍のコラム「バウルのたより」のまきかずみさん一行が8月14日関西空港に到着予定です。同月21日の長野公演を皮切りに11月まで日本各地をツアーします。

http://baul2010.web.fc2.com/rai.html
http://baul2010.web.fc2.com/

今回のツアーにあたり、若林忠宏さんから推薦のことばを頂きました。ご参考になれば幸いです。


バウルの唄2010全国ツアー・推薦のことば

若林忠宏(民族音楽センター 九州)

 もう20年以上前、「H.B.C. (Help Bangladesh community)」と称していた頃からのおつきあいのベンガル国際協力団体「シャプラニール」さんや、日本人研究家の方々の地道な努力で、ベンガル固有の「音楽文化」であるバウルーの日本公演がしばしば行われていることに、若干の驚きを以って大変嬉しく思う。

「驚き」と述べたのは、その昔、彼らを追い求めて録音することさえ至難だったことや、「音楽文化」と述べたが、ヒンドゥー教とイスラム教を混ぜ合わせた様な独特の宗教理念を持ち、音楽がその中心、否、唯一の業で在る様な、インド亜大陸でも異色な思想集団であり、宗教団体であるからだ。

 否、この様な言い方は、日本人の固定観念には誤解され、敬遠されるかも知れない。「思想集団」も「宗教団体」も、いずれも「遠からずとも当たら ず」だろう。そもそも、神殿も教典も、教義も本拠地も持たない。ひたすら先人の修行僧が歌に込めた教えを、村々を回って歌い踊り、楽しむかの様な「業」を繰り広げる。「音楽教」と言う人も居るだろう。
 が、それとても「言い得ている」かどうか........。

 それら全てを肯定し、包括してしまう様な「懐の大きさ」は、確かにバウルーにある。が、それで全てでないと言えるのもバウルーだろう。
 私はバウルーを、1960年代の後半から1970年代初頭に掛けてアメリカで起こった「ヒッピー・ムーブメント」に準(なぞら)えて考えてみた。
「ヒッピー」は、「懲役拒否」「戦争反対」から、「物質文明否定」「東洋思想への系統」など様々な局面を持ち、欧米の既成の「価値観」に対して「型破りな価値観」を伴った「サブカルチャー」であり、「ヒッピー」は、言わば「その実践者」の総称だった。
 思想的には、「どん欲」とも言えるその享受力は、「ヒッピー」が「サブカルチャー」の総体であったからに他ならないが、私はバウルーにもそのパワーを感じ、一瞬「似ているのだろうか?」と思った。
 ところが、「ヒッピー」が、ひとつの「思想」や「目的」を持っていない言わば「反骨ムーブメント」であったのに対し、バウルーは、深い「思想」と「目的」を秘めている。
 人類を「一本の大樹」に喩(たと)えるならば、バウルーの方向性は、「幹の芯」であり、地表に見えない「根っこ」なので、「秘めている」という言い方をした。これに対してヒッピーの「反骨のサブカルチャー」も、当時の「メインカルチャー」も、樹の上の方の「枝葉同士のやりあい」に過ぎない。故にどちらかの枝葉が日照権をより多く得ようが、季節が変われば葉は枯れ、幹の芯、根っこの命に頼るしかない。実際、その様にヒッピームーブメントは終焉した。しかし、バウルーは、数百年生き続けている。
 加えて、バウルーは、「出家者」であると言う点で、サブカルチャーを越えていると言うべきだろう。その姿は、中世西アジアから北アフリカに掛けて様々なスタイルが興った「イスラム系神秘主義」にも似ている。(本来イスラム正派は、この様な言い方をも認めないけれど)ところが、バウルーには「密教的」「閉鎖的」な感覚はない。それどころか、実に大らかでオープンなのだ。
 この点が、バウルーが「精神世界」に埋没してゆく姿と大きく異なる点だ。バウルーは、あくまでも「現世」に存在している。しかも「活き活き」と「幸せ」に。 聖者の歌を聴かされ、庶民には「Love Song」にしか思えなくても、彼らは浪々と楽し気に歌ってみせる。かく言う私も、来日したバウルーから聖者の歌を二、三学んでおきながら、他で仕入れたバウルーの教祖様や修行僧の曲を「鳥かごの鳥の歌」とそのままに解して歌っていたほどだ。

 今回、バウルーを福岡に呼ぶことに寝食を二の次にしてご尽力された、集広舎の川端幸夫氏が現地ベンガルの町や村で体感したバウルーの存在感について「バウルーは、村落のエリート層からも敬意を持って迎えられ、地域に溶け込み、ベンガルの風土に根ざした集団だという印象を受けた。」と伺って、更に嬉しく納得をした。私の「鳥かごの鳥」の歌の真の意味を諭(さと)してくれたのも、バングラデシのエリート留学生だった。
「物質文明」「消費主義」の時代が行き止まりにまで到達した今。世界中で、新たな価値観が興ることは必至だろうが、あくまでも「現世」にこだわり、常に「野に於いて」業を続けて来て、それを伝統にまで積み重ねて来たという「実践者」は、私はバ ウルー以外に直ぐに思いつかない。

 まずは音楽として楽しむのも良し。それこそバウルーの主旨であったりもする。そして、歌の中身を学ぶ事で、300年の伝統と出逢うも良し。
 バウルーは、私達に「出家」を求めない。私達の価値観を否定さえもしないだろう。
 しかし、「枝葉の問題」のあれこれに行き詰まった私達現代人が、バウルーと触れ、気付かされること学ぶことは、計り知れなく豊かだろう。

若林忠宏(わかばやし ただひろ wiki

 1956年東京生まれ。中学3年で民族音楽と出会い、自作楽器で独学を始める。高校入学直後にインド弦楽器シタールを入手し、その年、池袋PARCOと、「渋谷ジァンジァン」で日本初の民族音楽演奏家としてプロ・デビュー。以後、世界中の民族音楽で大小1500回以上演奏。世界中に数十人の師匠を持つ。世界120ヵ国2500点以上の民族楽器を所有し、約900種類の民族楽器を演奏する。メンテナンスから修理、復原楽器製作も自らで行う。2005年に「民族音楽センター九州」代表。『スローミュージックで行こう』岩波書店、『世界の民族音楽辞典』東京堂出版など著書多数。

【集広舎】コラム・狼の見たチベット第23回

太田秀雄さんのコラムが更新されました。地元福岡でチベット支援の活動をしながら、独自の視点からチベットへの思いを綴ったコラムです。

各コラムニストへのメッセージなどメールフォームよりお寄せ下さい。

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路遥 - Lu Yao
中国現代文学の代表的作家の1人。
1942年12月、陝西省北部〈陝北〉の黄土高原の貧しい農家の長子として生まれる。幼少年期に困窮生活を体験したナイーブな感性は社会の底辺に生きる農民の魂と喜怒哀楽を暖かく且つシビアに見つめた。その作品は閉塞的社会状況に生きる名もなき農村若者の悦びと苦悩、野望と挫折のさまを描いて現代中国社会の構造的矛盾を見事なまでに照射する。
代表作に中編『人生』(82年)、大部の長編『平凡な世界』(86〜89年)があり、真摯に生きようとする青年層読者を中心に根強い人気を保ってロングセラーの地位を静かに占め続けている。1992年11月、苦行僧のごとき創作活動の果てに43歳の誕生日を待たずして生涯を閉じた。

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路遥作品集


著者/路遥
選訳者/安本実
発行/中国書店
四六判/ソフトカバー/518頁
定価/3,780円(税込)

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